ガラス工芸作家 岩田藤七作 ガラス製ぐい呑み・冷酒杯金銀セットです。 【プロフィール】 1893年東京日本橋に生まれる。 1918年東京美術学校（現東京芸術大学）金工科卒業。 同校西洋画科に再入学、1923年同科卒業。 1927年東京葛飾区に工房設置、第８回帝展からガラス作品を出品。 第9回～第11回帝展において3回連続で特選を受賞し注目を集める。 1931年岩田硝子製作所設立。 1954年日本藝術院会員となる。 1970年文化功労者に選ばれる。 その後、皇居新宮殿をはじめ有名企業・ホテル等の壁面装飾にかかわる。 多数の受賞歴と個展開催。 1980年87歳で死去。勲二等瑞宝重光章受章。 吹きガラスによる一点物の作品を発表し、ガラス工芸という新たなジャンルを切り拓き、その芸術的地位向上に尽力した第一人者として知られる。 本作品は約50年前に製作された品で、当初の包装紙のまま開封せず保管していた未使用品で、出品に際し作品の状態確認を行いました。 作品は手吹きガラス杯側面に細いガラスを螺旋状に配し、金箔・銀箔が施されています。 箔はガラスを転がして蒸着されていますのでつなぎ目がございます（6番目画像） 金杯は金の輝き自体に変化はございませんが、硫化による小さな赤斑がグラスに数ヵ所確認出来ます（7・8番目画像）。 銀杯は変色がございましたが特別な技法により、本来の輝きを取り戻しております。本銀が使用されているため保管状態等により、黒ずんでくる可能性がございます事お含みおき願います。 作品は手作りですので金銀杯サイズが均一ではございません。 ご使用の際には箔落ちが考えられますので、擦り洗い・拭きあげ等にご注意願います。 【サイズ】 　金杯：高さ　約4.7cm 　　　　口径　約4.0cm 　銀杯：高さ　約4.7cm 　　　　口径　約4.1cm 杯は未使用無傷ですが金杯に赤斑が有るため「やや傷や汚れあり」として安く出品しております。 希少な品ですのでお届け時の破損を除き、返品には対応いたしかねます。 上記内容をご了承のうえご検討よろしくお願いいたします。 追加画像が必要な方はご遠慮なくご連絡ください。 なお、当方犬や猫などペットは飼っておりません、タバコも吸いません。