煎茶道は茶道の一種ですが、侘び寂びの美学を追求した千利休に代表される抹茶道とは違い、急須や宝瓶を用いて煎茶、玉露などの茶葉で煎れたお茶を喫するものです。 18世紀茶道の形式化が進んだことへの反発と、煎茶が当時最新の中国文化であったことなどから、形式にとらわれずに煎茶を飲み、清談を交わす「煎茶趣味」が文人の間で急速に広ました。 本品は布目文様を全面に施した、金工師・継山造の本錫製急須です。 細かい布目と、象形文字を思わせる意匠で向き合う二匹の兎の文様が連続して描かれています。 斜めに傾いた取手やふっくらとした胴部の形状、年月を経た黄金色の錫の色味が滋味深く、継山造の中でも時代を遡る希少な逸品です。 ✳︎ 経年の傷や汚れは見られますが、欠けのような目立つ欠 　陥はございません。 size 内口径6.2cm×取手含高さ12cm 江戸、明治、大正、伊万里、古伊万里、御深井、砥部、瀬戸、李朝、唐津、綾部、信楽、萩、備前、雪舟、鍋島、布志名、中井窯薩摩、ガレ、リサラーソン、根来、漆、銅、銀、金、白磁、青磁、青白磁、染付け、象嵌、錦手、色絵、赤絵、陽刻、輪花、唐草、切子硝子、アンティーク、ヴィンテージ、レトロ、古道具、手塩皿、民藝、骨董、アート、陶芸家、北欧、ウランガラス、魯山人、高峰秀子、小津安二郎、白洲正子、金重陶陽、青山二郎、錦絵、宝瓶、煎茶道具、茶托、兎文、兎神、輝壱、輝壱特製、鹿紅葉文、湯沸、鉄瓶、茶壺、錫、錫瓶、乾茂號造