ほぼDIP8サイズの横２倍(D=12.4mm×W=21.4mm×t=1.0mm)で作った変換基板で前リビジョンから僅かに外形サイズが大きくなっています。Rev2では基板箔厚を2倍にして、更にサーマルパッドにビアを追加しました。ベタにも執拗に病的な数のビアを打ってあります。聴感上やオシロの波形を見る限り有意差は出ていませんが理屈としては改善しているはずです。

 DIPシングル化したものをさらにDIPシングル×２→DIPデュアルにするよりも配線長が短く出来ています。

 MUSES05をデュアル化する基板は放熱タブを表裏のランドにビアで接続し、裏面に露出させて排熱を重視した設計になっています。基板の余白は出来る限り+Vベタと-Vベタにしてビアを沢山打ってありますので熱対策に全振りした設計です。

 定格電圧いっぱいの電源供給をして出力電流を沢山とるような条件ではかなり発熱がありますが、DIP8のサイズ(10.16x10.16)では限られた面積から放熱できる熱量には限界があります。この横２倍サイズが実装可能な環境では排熱対策に圧倒的に有利となります。

 必要に応じて裏面の放熱タブを絶縁してから（タブ同士のショート厳禁）銅板の貼り付けやICパッケージ上面にヒートシンク貼り付けなど放熱対策を追加してみてください。AD8397やLME49880やLT6018のように排熱専用の変換基板を使用して放熱パッドを適切に処理したOPAMPはオフセットの出方や音質面で結構な有意差が出ます。
 誤った接続や過電圧・静電気などで壊れてしまう精密部品であり、使用する回路構成や周辺機器との相性で正常に動作しない事がありますのでその性質上、返品・交換などは一切お受け致しません。ノークレーム・ノーリターンでお願いします。値引きや早期終了などの交渉はお断りします。

オークション終了の翌営業日には振り込み手続きを完了出来る方のみ入札をお願いします。