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2015年初版1刷。
中古。帯と表紙裏表紙に傷み汚れあり。他に書き込みや目立つ汚れなど無し(出品前に一通り確認していますが、見逃しがございましたらご容赦下さい)。。
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出版社紹介文
荒川の声が聞こえる。
身体の可能性を『建築』に見出そうとする荒川と、哲学者・小林が、美術・文学・哲学を横断しながら、あらゆる既成の概念の根幹を問い、「知の総合」を目指す、衝撃の対話。
10年の時を経て今蘇る荒川修作と小林康夫の対話集!
この本に収められた対談の初回は1992年、ちょうど東京国立近代美術館での壮大なスケールの個展が巡回中の時期であり、最後の対談は2005年、三鷹天命反転住宅が完成する直前に行われました。
荒川修作にとって、激動の時代ともいえる20余年の間、何に向かいどのような思考の変貌を遂げてきたのか、小林康夫氏でなければその「声」をここまで明らかにすることは不可能でした。
「絶対自由に向かうために」-今を生きる、地球上のすべてのひとびとへのメッセージです。
“一束のゲラが封印されたまま、十年以上の時間が経過した。そして、その間に、対談の相手であった荒川修作さんは、-もちろん死んでなどいないのだが- この地上というサイトから少し存在をひきこもらせてしまった。もう対談という向かい合いは難しい。だが、地上にランディングした彼のプレザンス(現存)がかき消えてしまったからといって、その声が消えるわけではない。いや、かえって、声ーまぎれもなく、荒川さんの声ーが降りてくるのか、立ち昇るのか、遍在の場に響き渡る。その声を、わたし以外のほかの人々にも届けたい、いや、届けなければならないー”
(「あとがき」より)
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梱包について
ビニールと封筒で梱包します。
緩衝材での梱包をご希望の場合は110円ご負担お願いします(送料が変わる場合があります)。
もくじ
・月には春があるかねえ(1992年春)
・共同の場があれば出発は可能だ(1993年秋)
・場それ自身が行為であり出来事なんだ(1994年秋)
・物語のない世界にいかなくちゃいけない(1995年3月27日)
・身体の幽霊化、イメージとしての身体(1998年春)
・人間の歴史は間違いのカタログだ(1998年7月13日)
・一日も早く自由の自由に向かうために(2005年5月31日)