今回の商品は、見事なコーンフラワーブルーが、２５カラットの全面に広がる、珠玉の逸品です。写真の色味とは、天地の隔たりがあります・・・・・（謝）。これまで、たくさんのタンザナイトを見てきましたが、「贅沢を極めた形状」も、特筆ものです。ただ単に、目方を増やす事に執着したような、お椀型のずんぐりした形状とは、一線を画します。おそらく、大金持ちの人が、「アフリカはタンザニアの夜を、このタンザナイトという宝石を使って、見事に体現してほしい・・・・・」とわがままな要求をし、金に糸目をつけず作らせた「芸術品」だと思うのです。そうでないと、採算を考えたら、こんな贅沢な使い方はできないです。すべてが完璧すぎます。内部の美しさを含め、欠点が無いのです。コーンフラワーブルーの青・・・・・。この最高ランクの青が、大きな面全体に広がるダイナミズム・・・・・。な、な、なんと、当方の２０００万円のタサキのブルーサファイアと同質の青ですぞ・・・・・。サイズ・形状を考えれば、他の宝石では、代替できません。オンリーワンです。同じものは、二度と手に入りません。

 ＊ルーペで見ると、「爪の跡（ほんのわずかな傷）」が２か所ありますが、通常、取引で問題にならないような、「微々たる程度」です。それゆえ、意識しないと気付かないレベルで、全くと申し上げていい程、美観に影響を与えません。こういうのは、御徒町や甲府の研磨屋に持っていけば、３０００円程ですぐに修復できますが、そうすると、目方の数値がほんの少し変わってきますので、鑑別書との関係で、現状のまま出品させて頂きます。なお、リングやネックレスなど再び製品にすると、結局、同じ場所に爪を置く事になりますので、その意味からも、現状のままの方がよいと判断致しました。