約100年前のトースターです。稼働品です。

◎本体に擦れ傷はたくさんありますが、金属の光沢はしっかりと残っている品物です。
◎内側には使用感がたくさんありますが、コンセントにプラグを刺し、レバーを引き下げると加熱が始まります(家で確認済)。側部下のダイヤルで焼き加減を調節するのですが、ゼンマイ式タイマーの様で、カチカチカチカチと音がします。
◎コンセント用のプラグは最後の画像のように、配線部が露出してしまっていますので、その点は気をつけてください。
◎ですので、実用というよりは、インテリアとと考えください。
◎約100年前と年代を特定した根拠は以下の事からです。
※このトースターの底面にある銘板には、製造元として、ミネソタ州ミネアポリスのWATERS-GENTERと刻印されています。当時の特許番号もいくつか刻印されています。
※WATERS-GENTERは、1926年に、Max McGrawに買収されて社名が変わりました(その後のさらなる社名の変遷があったものの、トーストマスターのブランド名は、現代に至るまで存続しています)。
◎側面上部にTOASTMAStERとしっかりと刻まれています。
◎100年前の品物としては、きれいだと思います。多分、初期に使用して、いつからか、しまい込まれていたのではないかと思います。
◎仕様は120V(日本の100Vで問題ありません)、600Wです。
◎レトロで懐かしい布コードです。
◎初期のトースターなので一枚焼きタイプです。
◎サイズはだいたいですが、長さ22.5cm、高さ17cm、幅11.5cmです。
◎重さはだいたいですが1.8kgで、ずっしりと重いです。

昭和の時代は、もちろんお米が主食です。戦後は米国の影響もあって、パン食も若者中心に徐々に浸透していきます。
パンを焼くのは、七輪で網の上で餅を焼くような方法から始まったと思います。
すぐに、電気トースターなんかも販売され、フライパン式、さらにバタフライ式のタイプが出てきます。その後に手動のポップアップトースター、自動のポップアップトースターへと続きます。
平行してオープントースターが発売され、ポップアップトースターは次第にそのシェアを落としていきます。それでも、自動でパンが焼けた時にポンッと飛び出すので、ポップアップトースターの根強いファンはまだまだ残っています。
オープントースターは、パン以外にも焼けるので便利は便利です。ですから、ポップアップトースターとの二台持ちもの家庭もあったりします。

今回の品物は、手動のポップアップトースターです。米国の初期のポップアップトースターです。WATERS-GENTERが、世界に先駆けてポップアップトースターを発売したようです。非常にレアなトースターです。100年前のものですが、サビはありません。スレ傷なんかはもちろんありますが、光沢もじゅうぶんにあります。貴重なコレクションとして、インテリアとして大事にして頂ければ嬉しいです。

今後、今まで集めてきた、昭和な品物や鉄道関係を主体に出品してまいります。全体的に状態の良いものが多いと思います。フォロー頂ければ、きっと良いものに巡り会えると思います。

同梱
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発送
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※急用で長期発送できない場合は、自己紹介欄に都度記載致します。

削除
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