明治時代～大正時代ごろ活躍した

一流根付師加納友一（ともかず）作

欅製大黒様、恵比寿様仏像です。

根付の制作は多い中

このような置物は珍品と言えます。

大黒や鯛の目には

象嵌がはめられており、

小品ながら彫刻刀跡を残した

大変細かい彫りで造形も

生命力を感じさせ素晴らしく

流石名手根付師の技量を

いかんなく発揮させています。

念持仏は枕本尊とも呼ばれ

日常身につけたり

身辺に置いたりして拝む仏像様です。

また、本尊として信仰する仏様。

持仏の事をいいます。

★加納友一（ともかず）プロフィール

19世紀初―中頃の岐阜の名古屋

根付源流の優れた根付師で

一時京都へ出て名声を得るも、

ほどなく岐阜へ帰り

金華山下黙山観音堂の傍らに

草案を構えて簡素な生活を送ったという。

写生にのっとった精密、真摯な作風で、

殊に亀および猿の根付を得意として知られる。

根付には流派があり、友一は名古屋源流の根付師で

古根付の人気上位に入ります。

状態は小槌や竿の上部等、

欠損が見られますがの欠損

その他小傷ありますが

作家の造形の素晴らしさは

充分堪能でき価値ある逸品です。

古い品ですので画像もご確認の上

ご検討ください。

★サイズ（約寸）

大黒

高さ9.5ｃｍ

幅6ｃｍ

奥行7.8ｃｍ

重量132ｇほど

恵比寿

高さ9.5ｃｍ

幅7ｃｍ

奥行6.5ｃｍ

重量116ｇほど

五穀豊穣 吉祥 縁起物

お飾りになって福を

呼び込んでください♪