サイズ約39x28cm。河出書房の少年少女世界の文学 第23巻（アンデルセン童話集)の宮脇公実氏が挿絵を担当した実際に使用された直筆挿絵となります。画稿保存の為に薄紙が付属している場合が有ります。使用感(少ヤケ擦れシミなど）ある場合があります。おおむね目立った傷みもなく中古並程度です。＊詳細は画像を参照して下さい。。＊画像4枚目は本書の参考画像ですが画稿には付属しません。出品商品は画稿のみとなりますのでご了承ください。 【宮脇公実プロフィール】みやわききみざね 1916年兵庫県生まれ。義父は日本画家の石井林響。幼少期は小磯良平に師事し、1936年多摩帝国美術学校（現多摩美術大学）に1期生として入学するも、学生という立場で第1回新制作展で入賞し賞金を得た事を糾弾され自ら退学。1938年日中戦争〜第二次世界大戦へ従軍し、長期間やむなく制作活動を中断。戦後、瀧口修造に賞賛され1953年、54年タケミヤ画廊にて個展開催。1956年新制作会員、1960年アートクラブ会員に推挙。1955年、57年、61年、63年「朝日秀作美術展」選出。1963年、65年「日本国際美術展」招待出品。1964年「現代日本美術展」招待出品。戦後間もなく開発されたビニール系接着剤や掃除機等を使用し作品を制作する先進的で奔放な子供の落書きを想わせる独自な抽象画を確立し、1964年椿近代画廊で開催された個展では、新しい絵画の可能性を示すものとして高く評価された。また、1947年から「小さい画家たちの家」を主宰し、児童美術教育にも大きな功績を残した。著書に「絵あそび、つくりあそび」、不朽の名作である絵本「赤ずきんちゃん」等がある。享年52歳と短い生涯であったため寡作ではあるが、戦後日本における抽象美術×児童美術の草分けとして再評価が進んでいます。1969年1月早逝。