ジョージアン期ならではの優れた金細工と彫金細工をお楽しみいただける素晴らしいトパーズと天然真珠（ハーフパール）の素晴らしいブローチです。
中心にはうっとりするほどの繊細な輝きを放つトパーズがセットされ、その周囲を天然真珠とカンティーユ細工とグラニュレーション（粒金細工）が施されています。
約1cm×1.6cmとサイズのあるトパーズと18粒の天然真珠が用いられているだけで贅沢ですが、色や輝きからも上質なものが使用されていることが伺えます。
アンティークジュエリーの中でもトパーズは出会えることが少ない希少性の高い石です。
天然真珠を囲むレースのような透かし装飾は、金の刺繍を意味する「カンティーユ」（Cannetille）と呼ばれ、細い金線を渦巻き状または曲線にして蝋付けする細工で、アンティークジュエリで使われた金細工の中でも、特に繊細で難易度の高い技法のひとつです。
ブローチにセッティングされた小さな金の粒を一粒一粒付けされた粒金細工とカンティーユ細工を見ても緻密で精巧に作られていることが分かり、肉眼では見切れないほど細かに作られています。
渦巻き状の細工にミル打ちのような細工がなされ、更にはトパーズ覆輪の爪にまで彫金がなされており、随所にわたりジョージアン期ならではの素晴らしい細工が見られます。
ブローチには刻印はございませんが15金で作られています。ジョージアン期に作られたものは特に刻印がないことが多いですが、間違いありません。
同時はまだ世界各地で金脈が発見されていなかったため、貴金属はシルバーのジュエリーがメインで、金は一般には非常に高価で貴重な存在でした。 その点でもこの時代の完成度の高いゴールドのブローチは希少価値が高いと言えます。
今作はどこから見ても今作は完成された気高き美の集約と言える、細部まで隙のない仕上がりの逸品です。
英国ジョージアン期の15金のトパーズ 、天然真珠のブローチであること保証致します。

（時代）
1830年頃（ジョージアン期）
英国製

（状態）
概ね良好です。
元々はペンダントであった可能性があり、そのためのチェーンをつける金具とめのような部分が写真のように見られます。
時代を経る中で、ブローチに変えられた可能性ございます。ご了承ください。
裏打ち部分に若干のヘコミが見られますが、問題なくお楽しみ頂けると思います。
写真にてご確認ください。
古いものゆえ時代変化、パールの一部に生じた色味の差異、経年変化はどうかご了承ください。


（寸法）
ブローチ
最大縦2.5cm
最大横3cm
総重量7.69g

トパーズ
最大縦1cm
最大横1.6cm

他の商品も商品しておりますのでよろしければご覧下さい。


※色合いや状態は出来る限り現物に近いものを載せていますが、実物と若干異なる場合がございます。
ノークレーム、ノーリターンでお願いします。


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