クラウディオ アラウ DVD 未開封 廃盤 ベートーヴェン ピアノ協奏曲4番 ピアノソナタ7番 /シューベルト 即興曲1番/ショパン バラード3番/リスト ペトラルカ 104/ドビュッシー 喜びの島 1984.5 サンディエゴ

アラウのライブ映像。故国チリでの凱旋コンサートの記録なのだそうです。世代から考えて仕方がないですが…これだけの名人 巨匠にもかかわらず アラウの録画が極端に少ないのは 残念至極です。一般に入手しやすいのは、BBCに残されたモノクロ録画とユーロアーツから出された数本のシリーズ物のみではないかと思います。ピアニストの場合 先ずは条件の整ったレコード録音が残れば充分とも考えられますが、もし現代ならば ピアノソナタ全集でも ピアノ協奏曲全集でも 録音と同時に録画撮りも行われて、CDとDVDが前後して発売される…という流れは確実だったと考えられます。
収録は1984年5月。故国チリのサンディエゴでの演奏会。当DVDは ベートーヴェンのP協4番とソロリサイタルのコンピ。他のDVDは P協5番“皇帝”と“アラウの生涯・音楽とコンサート周辺のドキュメント” の組合わせ。監督がついて周到に製作された記録らしく、2枚合わせると “到達した芸境の深さ”と“凱旋コンサートの熱狂振り”が分かる仕組なのでしょう。詳しい日程などは知り得ませんが、“4番”と“皇帝”を一日で演ってしまう事はないでしょうし、オケ曲と組み合わせたコンサートとソロリサイタルで何ステージか持たれたことが想像されます。
共演のオケは ジャケット表記では “チリ国立大学交響楽団”。検索を試みましたが、詳しいことはわかりませんでした。サンディエゴには “市立劇場”というオペラハウスがあり、当然 専属のオケ 合唱団 バレエ団が存在するらしいです。詳しい関係性は分かりませんが、オケ名としては 他に “チリ国立交響楽団” “チリ大学交響楽団” “チリ交響楽団”などの記載もあり。この盤の“チリ国立大学交響楽団” に限っても、“サンタ チェチーリア” とか “パリ音楽院” とかと同じか、または いわゆる“学生オケ” なのか、興味深いところだと言えましょう。
アラウの録画記録として貴重ですが、ショップのサイトによると この品すでに廃盤らしいです。

未開封です。未開封につき中身は確認しておりません。落札後にご了解があれば検品の上発送いたします。その他は基本的にはNC.NRでお願いします。ただし未開封と言うのもたのしみなもので…。

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