商品は、Ｆ－ＴＯＹＳ（エフトイズ コンフェクト）から２００５年に発売された『1/144 WORK SHOP Vol.3 TWIN-ENGINE AIRCRAFT COLLECTION 01 双発機コレクション』から『０２．百式司偵（百式司令部偵察機） ａ．Ⅲ型甲 飛行第１５戦隊』になります。

 

  外箱開封済み、ブリスター未開封の新品になります。リーフレットもあります。

◆趣味の百式司令部偵察機
  胴体やエンジンナセルの流線形が美しいキ－４６Ⅲ１００式司令部偵察機。

  陸軍の高高度高速偵察機として、目的地上空からの写真撮影（敵地の地形とか陣地とか、そーゆーのを撮影。昔は偵察衛星がありませんでしたから）するのが目的の偵察機です。

  陸軍は９７式司令部偵察機（９７式司偵）という専用の偵察機を持ってましたが、中国大陸は広いのでもっと高速で航続距離の長い偵察機が望まれてました。速度が速ければ速いほど、短時間に広範囲の偵察が出来るし、情報（写真）を素早く司令部に持ち帰れるからです。あと敵の戦闘機より速いので、追いかけられても逃げられます。

  そこで陸軍は９７式司偵を開発した三菱に新型の高速偵察機を開発させます。

  百式司偵の１型は、９００馬力のエンジンを積んで時速５４０ｋｍを達成。この速度は日本軍が持つ飛行機の中で最速でした（戦闘機よりも速い！）。

  でも百式司偵の目標は時速６００ｋｍだったので、エンジンを１０８０馬力に換装、時速６００ｋｍ達成します（日本初！）。これが百式司偵の２型。

  ３型から機首の形状が変わり、段無しのスマートな機首になり、時速６３０ｋｍを達成します。

  このⅢ型甲は、非武装の偵察機として完成された形で、６００機ほど生産され、実際に偵察任務に付きました。

  後に、百式司偵の高速性能を生かし、２０ｍｍ機関砲を搭載した防空タイプが作られますが、こちらは、Ⅲ型乙。

  見た目も違い、機首とコックピットの形状が異なってます。

  双発機コレクションには甲と乙の両方がラインナップされてますが、甲型の方は、機首に機銃がないのです。あとコックピットの形も違うので、甲と乙で機首が別金型になってる模様。

  １／１４４で、全長約７．５ｃｍ。

  機体上面は、緑、機体下面は明灰白色で塗装されてます。

  F-toys製なので、塗装にムラもなく、この百式司偵はモールドが精細に入ってます。

  組立はタイヤとアンテナの取り付けのみ。
  F-toysにしては珍しく、この双発機コレクションでは、タイヤは出た状態で固定です。

  台座・デカール付き。

  デカールはⅢ型甲では、垂直尾翼に貼るだけです。
 

  写真の１枚目は、ブリスターと箱とリーフレット。

  写真の２枚目は、組立見本。
  写真の３枚目は、ブリスターの上から。

  写真の４枚目はブリスターの裏から。

  写真の５枚目は、付属のリーフレット（上が表面の解説で、下が裏面の組立説明書）

◆発送に関して。