Rolleiflex 3.5F Model 5 Xenotar
ローライフレックス 3.5F クセノタール付き
の最終モデル　White Faceです。　
純正ボックスに未使用品の耳付きケースが付属します。

当時の日本輸入元の本庄株式会社が販売した正規品です。

RolleiFlex は80mm/2.8Fの方が高級と思われがちですが、この3.5Fの75mmは35mmカメラレンズの換算で41mm相当で、
2.8Fの80mmは44mm相当ですので、この3.5Fの方が少しワイドになります。
この画角の違いで使い分けていたカメラマンもいました。
3.5Fが格下と云うわけではありません。

丁寧に使われた個体でキズや凹みは見当たりません。少々のスレはあります。
光学系とメカニズムにも不具合は無さそうです。

Seckel Synchro-Compur MXV シャッターは数値通りに変化していますが、正確性は不明です。
簡易測定では、全ての速度は許容範囲に収まっています。
シャッターも絞り羽根も綺麗です。
大きな油染みは見受けられません。

露出計も光に反応して機敏に動いています。

テイクレンズ Carl Zeiss Xenotar
F:3.5/75mm は光を当てての目視ですがカビやバルサム切れ等は確認されません。
強い光源を当てると全体に薄いクモリがありそうにも見えます。
少々のチリやホコリの混入も見受けられます。

シャッターは 00番のDeckel Synchro-Compur MXV でスローガバナー(特に1秒)も元気な音を響かせています。
1～1/500まで的確に変化して切れていますが、計測はしていませんので正確性を保証するものではありません。
感覚では、非常に高い正確なスピードと思います。

ビューレンズには、Heidosmat F:2.8/75mmの一段明るいレンズが使われています。
目視では綺麗な状態です。

前面のシャッターと絞りのダイヤルですが、シャッターダイヤルはクリックへ的確に落ち込み表示通りのスピードです。
絞りのダイヤルにはクリックはありませんので、スムーズに軽く合わせられます。中間絞りどころか、何処の位置でもOKです。

この絞りダイヤルの自由さが、繰り出しノブに付いているメーターを合わせ易さに繋がります。

そのメーターも、光に敏感に反応しています。
セレンの反応は敏感ですが、セレン自体が古い物ですので露出計としての正確さは不明です。　
実用には適しませんので、スマートフォン等の露出計アプリでの数値に近ければ、ネガならば、その数値でもOKくらいに思ってください。　　

ボディ外見は丁寧に使われた様子で、小さなスレ程度で凹みやキズはい状態です。

各部の操作ですが、オートマットは正常に機能しています。
これはフィルムを2本のローラーの間に通して、上のスプールに巻き付けて裏蓋を閉め巻き上げると、そのローラーが1枚目を検知して巻き上げを完了する機構です。巻き上げが止まった位置から半回転戻すとシャッターがチャージされます。
二重撮りレバーも正常に動作します。
スプールを固定するノブも正確に作動して、引き出し位置で固定されます。

ピントノブですが、適度な重さを保っています。カムのグリス抜けも無い様でピント合わせにストレスはありません。

貼り革も綺麗な状態を保っています。

詳細に確認しましたが、ご不明な点がございましたら、質問欄からお願いします。

★商品詳細
※ ローライフレックス3.5F Xenotar
※ 純正キャップ (プラスチック)
※ 未使用純正ケース(ストラップ・耳当て付き)
※ 純正ボックス (シリアルナンバー一致)
※ デュヒューザー
※ 取説 (日本語版・英語版)

以上の様なRolleiFlex 3.5Fです。
稼働品ですが、1979年ころのカメラです。
ご理解いただき、ご検討よろしくお願いします。

配送は、「おてがる配送」（ヤマト運輸）80サイズでお送りします。